第1課基本

タロットとは?78枚のカード構成と本当の起源

タロットは78枚の絵札からなるデッキで、22枚の大アルカナ(愚者から世界まで)と、ワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4スートからなる56枚の小アルカナで構成されます。もとは15世紀イタリアのカードゲーム(タロッキ)で、占いの道具として広まったのは18〜20世紀です。NPC Code はタロットを決まった運命ではなく自己内省の鏡として扱い、ウェイト=スミス(RWS)体系を採用しています。

タロットとは?初心者ガイド:光るタロットカード、聖杯、ワンド、カードポーチと銀河の窓辺のスライム

スライムの小さな書生監修: スライムの小さな書生最終更新:

算出方法:真太陽時・節気による月・古典の根拠 →

何が議論されているか

はじめに正直な3点を。

  1. ​起源。​ 「タロットは古代エジプト由来」という説は18世紀フランスの著述家に由来し、史料的な根拠はありません。確認できる歴史は、1400年代の北イタリアにカードゲーム(タロッキ)として現れた、というものです。
  2. ​どの体系が「正しい」か。​ RWS、トート、マルセイユで番号や絵柄が異なります。RWSでは力がVIII、正義がXI。マルセイユ系では逆になることがあります。これは流派の違いであって誤りではありません。
  3. ​逆位置を読むか。​ これは本当に意見が分かれます。毎回読む人も、一切読まない人もいます。NPC Code では逆位置を任意のニュアンスとして扱います。

また方法の限界も述べておきます。タロットは予測装置ではなく、他人の内心を知ることもできません。

78枚の構成

区分枚数内容
大アルカナ220 愚者〜XXI 世界。人生の大きなテーマや転機
小アルカナ(数札)40各スートのエースから10。日常の場面
小アルカナ(コート)16ペイジ・ナイト・クイーン・キング×4。役割や態度

RWSの4スート:

スート元素テーマ
ワンド火意欲・情熱・行動
カップ水感情・関係・直感
ソード風思考・言葉・対立と明晰さ
ペンタクル地お金・身体・仕事・現実

(元素対応は主に黄金の夜明け団由来で、ワンドとソードを入れ替える流派も少数あります。議論はありますが、RWSは上表です。)

RWSデッキの見た目

ウェイト=スミス版は1909年刊行。A. E. ウェイトの構想、パメラ・コールマン・スミスの作画です。最大の特色は、数札を含む​すべてのカードに場面が描かれている​ことです。

例えば愚者(0)は、模様入りの上着の若者が崖のふちへ踏み出し、片手に白いバラ、肩に小さな包み、足もとに白い小犬。ソードの3は、雨雲の下で赤いハートを3本の剣が貫く絵で、呪いではなく「名前をつけられる痛み」を表します。

絵が物語るので、本を引く前に見えたままを言葉にしてみてください。

正位置・逆位置とNPC Codeの読み方

​正位置​は通常の意味で読みます。​逆位置​は同じテーマが内向き、遅れ、停滞、過剰になった状態として読むのが一般的で、凶兆ではありません。

NPC Code は初心者に、最初の数か月は正位置のみ、その後に逆位置を試すことを勧めます。どちらも正当で、どちらが本物ということはありません。

恋愛・仕事・自己成長

同じ78枚であらゆる領域を扱えるのは、スートが生活の側面に対応しているからです。

  • ​恋愛:​ 主役はカップですが、実際に言った/言わなかったことはソードが示します。
  • ​仕事:​ 資源と安定はペンタクル、意欲と勢いはワンド。
  • ​自己成長:​ 大アルカナが章を示します。愚者は始まり、隠者は一歩引くこと、世界は完成。

目的は判決ではなく、より良い問いです。「連絡は来る?」を「その連絡で何が解決すると期待している?」に。

読みの実例

​質問:​「別の街での仕事を打診された。決める前に何を検討すべき?」(3枚:現状/助け/注意)

  • ​カップの8​——月の下、積まれた杯を置いて去る人物。今の場所ではすでに満たされないものがある。
  • ​ワンドのナイト​——前脚を上げた馬に乗る騎士。勢いと熱意は味方になる。
  • ​ペンタクルの4​——コインを固く抱えて座る人物。その握りしめが「まだ合っているから」なのか「失う怖さ」なのかを見る。

読み:移りたい気持ちは本物でエネルギーもある。検討すべきは、安全への不安が判断を代行していないか。どのカードも是非は言わず、考えるべき3つの問いをくれます。

よくある誤解

  • 「古代エジプト起源」 ——根拠なし。15世紀イタリアのゲームです。
  • 「悪いカードがある」 ——死神・塔・悪魔は難しい絵であって罰ではありません。変化、突然の真実、執着を語ります。
  • 「デッキは贈られるもの」 ——素敵な習慣ですが規則ではありません。
  • 「未来は固定されている」 ——映すのは今の状況と前提。選ぶのはあなたです。

要点まとめ

  • タロットは78枚:大アルカナ22+小アルカナ56(ワンド・カップ・ソード・ペンタクル)。
  • 本当の起源は15世紀イタリアのカードゲーム。占い用途は18〜20世紀に広まった。
  • NPC Code はRWS体系:力VIII、正義XI。
  • 逆位置や一部の元素対応は流派で異なる。違いであって誤りではない。
  • 決定を委ねるのではなく、問いを磨くために使う。

よくある質問

最初に78枚すべて覚える必要は?

ありません。大アルカナ22枚と4枚のエースから始め、本を見る前に絵を自分の言葉で説明してみてください。

初心者はどのデッキを?

RWS版、またはその絵柄を踏襲したデッキが学びやすいです。数札に絵があることが大きな助けになります。

タロットは占いですか?

18世紀以降そう使われてきましたが、NPC Code は内省の道具として教えます。結果の保証や他人の内心の読み取りはできません。

逆位置は読むべき?

あなた次第で、読み手の間でも意見が分かれます。初心者はまず正位置のみが扱いやすいでしょう。

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